Excel 2013で数式やセルにコメントを追加する
Excelで数式を入力するときは、自分自身、または他の人に、将来どうなったのかを思い出させることをお勧めします。または、スプレッドシートのユーザーに特定のセルでの対処方法を知らせる指示を追加することもできます。.
数式にコメントを追加する方法と、セルにマウスを合わせたときに表示されるコメントを紹介します。.
式にコメントを追加する
N()関数を使用すると、数式のセル内に直接コメントを追加できます。この関数を使用してコメントを追加するには、式の最後にプラス記号(+)を追加してから、かっこ内の引用符でテキストを入力し、そのテキストをN()関数に渡します。.
セルを選択すると、コメントが数式バーの数式の一部として表示されます。.
セルにコメントを追加する
セルにマウスを移動したときに表示されるセルにコメントを追加することもできます。スプレッドシートの特定の部分の使用方法をユーザーに知らせるために、スプレッドシートのユーザーにヘルプを提供したい場合、これは役立ちます。.
例として、ある範囲の数の間で乱数を生成する関数を使用します。スプレッドシートのセルに次の数式を入力します.
= RANDBETWEEN(1、49)
この関数は1から49の間の乱数を生成します。.
自動計算がオンになっていない場合は、[式]タブの[計算]セクションで[今すぐ計算]をクリックして(またはF9キーを押して)新しい乱数を生成する必要があります。.
新しい乱数を生成するための手順を示すセルにコメントを追加するには、セルを選択して[レビュー]タブをクリックします。.
[レビュー]タブの[コメント]セクションで、[新しいコメント]をクリックします。.
付箋スタイルのボックスが、選択したセルをポイントして表示されます。デフォルトでは、現在のユーザーのユーザー名がコメントボックスに入力されていますが、このテキストを削除したり他のものに変更したりすることができます。コメントボックスに任意の追加テキストを入力します。端に沿って輪郭を描かれた小さいボックスハンドルを使ってコメントボックスのサイズを変更できます.
テキストを入力したら、コメントボックスの外側にある他のセルをクリックします。セルの右上隅に小さな赤い三角形が表示され、コメントが追加されたことを示します。.
マウスをセルの上に移動すると、コメントボックスが表示されます。.
セルからコメントを削除するには、セルを右クリックしてポップアップメニューから[コメントを削除]を選択します。.
コメントは、自分の参照用にも、スプレッドシートのユーザーにとっての「状況依存ヘルプ」としても、スプレッドシートを文書化する便利な方法です。.